最近林道が気になっています。国土地理院のWEB25,000/1地形図を見ていると、いつも辿ったルートのそばにたくさんの知らない路があってちょっとびっくりしたり、WEBサイトで明治時代の地形図も探索、比較すると主な道筋は100年以上前から変わらなかったり、車道化すると峠超えはつづら折れに変化していたりして想像すると楽しいです。
 林道って、林業のために開拓されたとばかり想っていましたが(そういったルートもあります)古の峠越えの路を辿っている林道のほうが歴史があってよいのではと感じ、それらを探訪してみたいっ。
 ルート調査は地形図を読んで入口をグーグルマップで確認しています。この作業がとっても素敵で愉しい時間です(笑)。北関東は勝手知ったる道なので探索計画はたやすいですね。
  10.16は那珂川町(旧馬頭町)の林道を探索してきました。
  R461大内地区からK232を右折。戸隠神社を過ぎて間もなく左手に見える鉄塔を目印に左折して道なりに進みます。二岐を左に折れて進むと、隧道があります。DSCN2494
仁中トンネルです。坑門は普通な感じですが、入洞っ。

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入口付近はコンクリートで覆工されているのですが、中心部分は、DSCN2492
素掘り(山を掘っただけ、掘りっぱなし)なんです♡

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素掘り隧道(トンネル)は千葉県では多いそうですが、茨城県ではここだけらしい…。出口付近もコンクリートで覆工されています。
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いわれは、

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記念碑によると昭和27年、延長47mということです。現在状態を調査する業務が行われていました。(赤いペンキの跡がそれでしょうか)結果によっては通行止や閉塞の可能性もあるので来て現状を見れてよかった♡。
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洞内は10cmほどの孔が多数あります。(ダイナマイトの跡か…)
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ここはオンロード車でも普通に立ち寄れます。(アプローチも含めて)道なりに進むとR461に戻りますのでよほど急いでいない限り立ち寄るとよいです。雄庵は定点観測地点登録しました。4輪では停める場所はないので単車訪問がおすすめです。 
 R461に合流し右折して間もなく「盛谷川」の(小さい)北原橋を渡った先の右側、コイン精米所の手前を右折。しばらく行き、T字路の直進は未舗装となるので左方向。峠を越えて間もなく右分岐のコンクリート舗装が「道ロク神林道」です。
変わった名称なので気になって探索したのですが、調べると「道祖神」を「みちろくしん」と読むことがあるようです。「どうそじん」と呼び間違えないように開いているのでしょうか。
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入口の写真を撮っていると、少し下のほうに軽トラックが止まっていて、同世代な感じの地元男性が見えたので会釈してトラブルを起こさないように配慮しました。
 すると、
 「おぉーい、カメラもってこっち来いっ」と声をかけられたので、カメラはいつも携帯しているので駆け寄ると、
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猪が2頭罠にかかっていました。
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罠自体は結構見かけますが、獲物がかかっているのは初めて見ました。
 話すと自身より10歳ほど年上の方で、単車にも若いころ乗っていたようです。そんな話から、貴重な周辺の林道情報を頂きました。「うちに寄っていけっ」とお誘いいただいたのですが、先を急ぐので丁重にお断りしました。獲物は、空気銃でとさつして、尾部を切り取り、行政に提出すると駆除の費用がもらえるそう。残りは、郷土名物「ししまる料理」となるそうです。
 リアルな地元の話は愉しいです。
 道ロク神林道はコンクリート舗装と未舗装が半々かな。眺望はありませんが、コンクリート舗装があるだけに急勾配好き(な雄庵)な方にお勧めです。
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退出。この後、K158から寄居沢沿いに伸びる林道はピストンですが走りがいがありました。
地形図の通り高圧線の少し先、「南山」手前まで。この路線は伐採中なのか終点まで草刈がされてい快適でした。
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終点。少し手前の高圧線下はちょっと眺望。
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他にも多数調査したのですが、放置(草繁茂)状態や、ゲート封鎖で紹介するまでもない感じ。

 雄庵林道調査は継続します。だって楽しすぎるから💛。北関東快適ルートに支線が加わるかもっ。
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こんな道だってかつては街道だったんだから…。