お盆休みに起こした3台の中の1台は「XS250S」。
 昭和57年にデビューした時は、DOHCツイン、30PSの性能は当時では2ストローククゥォーター全盛の中では見張るものではなかったのですが、自身は、4スト派。何より、角ライト、角ウインカー、エッジの効いたシェイプに憧れました。当時は新車なので購入できなかった(貧乏というか高校生アルバイターだったので・・・)思い出にかられて、5年くらい前に縁あって手に入れていたのです。走行5千キロの低走行車です。うちの娘は昭和59年にマイナーチェンジして33PSとなり、ビキニカウルが装着されたモデルです。
  はっきり言って「不人気車」ですね。そんなエピソードの「新しい家族」です。


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距離数が少ないせいか、キャブレター(結構なドロドロ)をオーバーホールしただけでたやすく始動しました。(整備記録は後ほどアップします)。調子よさげなのでタイヤも交換しました。
  そして今日、7:00に在所をテイクオフ。

  目標は「足尾銅山」です。10年ぶり。R50~R122(裏道使いまくりですが)は久しぶりですが250ccツインには似合うルートのようです。R122からK293に右折して「銀山平」K250は左折して「銅親水公園」このルートは、舗装林道程度なので再訪していなかったのですが、250ccツインにはちょうどいい快適ルートのようです。
  「銅親水公園」の駐車場で

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この案内板。「素晴しい眺望」なんて素敵っ。行くべし。階段は得意というかデフォルトなので。

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こんな素晴しく大規模な砂防堤の傍らを辿り、公園のような平坦路を進みます。

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おやっ階段ですね。「素晴しい眺望」なんですから登りは必須ですよねっ。神社探索で鍛えた足だぞぅっ。

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いい感じっ、でもちょっと放置気味なのが・・・。

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むむっ夏草がぁ。

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ふぅ。到着って「素晴しい眺め」はどこにっ・・・。

 ありがちな放置状態の展望台は周囲の樹木が繁茂していてただの平地でした・・・。(よくあることです(^_^)
  
  食事とかする場所として運動不足が気になる場合はここがおすすめですよん。

  さて、足尾銅山は鉱毒などから復帰するためにいろいろやっているようです。
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 今は立ち入り禁止のエリアの向こうには採掘する際に発生したズリ(表土)がそのまま残っています。(黒い部分)
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その近傍には、こんな不自然な「はだか山」(以前よりは少なくなった気がします)。植林を続けているとのことです。ただ、場所によっては根付かないのでしょうか、この尾根では全く植生を見受けられず、砂防の工事と想われる足場だけがありました。
   
  足尾が再生するのはあとどのくらいかかるのか気がかりです。
    
 さて、R122を日光方面に程なくK15鹿沼芦尾線に繫ぎます。今日は「粕尾峠」をバイパスしてK58草久足尾線に繫ぐルートを探索します。入口と出口は以前より気になっていました。K58側は未舗装なのでちょっと躊躇するような感じです。なにより、グーグルマップのストリートビューがないので自身で調査するよりほかないですね。(実はこの探索後あらためてみると数日違いで現在はストリートビューをアップした方がいます。先越されたっ(笑)好き者はいるのですね)ここです。
ヌ
K15からの入口は、
ろ
こんな感じ。細い舗装林道が続きます。基本、川沿いのルートなので気持ちの良い道です。
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後半は未舗装ですが、フラットでXSでも問題ないくらいです。
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傍らの清流は穏やかな流れです。ここは穴場かもしれませんね。

 K58の合流点はこんな感じです。
ろスクリーンショット (7)
 以前から、気になっていたルートを走破できましたっ。

ここから間もなく、「深山巴の宿」という史跡があるのですが、今回初訪問です。
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案内板は立派ですが、閑散としていました。(好きな感じ)ここの清流は不思議な感じです。流れが穏やかで深山の感じが薄い。この感じだと、ウグイが生息しているパターンですが、山女魚を視認しました。山女魚を視認できるのは珍しいです。
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この感じ、よいですね。放置されているわけではないようです。しかし、誰もいません。
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流れは緩やかなのに水は清い。橋は自然石です。
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神社?拝殿も本殿もないようです。それにしても8月なのにこの光景。夏草が萌えない地質?。刈払いではないようです。不思議。
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K58自体、通行車は少ないのですが、その音が聞こえるくらいの近傍で少し街道から入らなければ見つけられない不思議な景色。

単車ならではです。