最近、林道に魅かれつつあります。
 
 いつも走っている路から分岐している林道の実走調査をしてみようと計画しています。


もとより、高速道路は最低限度(というか単車では皆無)ですし、国道より県道。市町村道や広域農道を中心とした快適ルートを確立してきました。
 今年は、オフロード車を相棒に選ぶことが多く、道の選択肢が広くなりました。

 月曜日から土曜日まで暇さえあれば地図を眺めています。先週のルートの途中で見かけた脇道の行く末は?この地域の未走破ルートはっといった感じです。

 地図はかつて「県別ライトまっぷる」を愛用していました。A4判で出先のコンビニで購入していたのは20年前位でしょうか。県別なので一冊は情報誌のように薄くて携帯しやすく、基本1/50000ですが主要地域は1/25000だったので役立ちました。しかし、私の探索したいところは山間部なので1/50000の縮尺では道がない場合が多々ありました。

 IT環境が整うにつれ「グーグルマップ」にはまりました。「ストリートビュー」で事前に交差点を確認できるのは「頭の中のナビ」だけに頼る自身には素晴らしい情報です。

 紙の地図は随分と開くことがありません。国土地理院の1/25000地形図もITで閲覧できますし、明治時代からの地形図と比較できるサイトもあり、愉しんでいます。意外に想ったことは、明治時代の道路は現在の道路と一致する線形が多いということです。林道を走る傍ら、旧い石垣を見かけ、「この道は昔からあるのかなぁ」と感じたりして帰宅後に調べると明治時代は「1車線の道路(徒歩道ではない)」の記載だったりするとちょっと嬉しかったりします。そういった道路には「石碑」が分岐にあることが多く(かつての道路標識-案内板-なのでしょうか)その道路が現在では林業のためだけに使用されていたとしても古の頃は馬車をひいて荷物を運んでいたのかなぁと想いつつ…。 

 10.2は奥茨城林道探訪。CRMは快適ルートを繫いで常陸太田市へ。久慈川を「辰ノ口大橋」で渡って突き当りの棚谷町K29を右折します。K33との交差点「松平」を左折。昨年開通した「グリーンふるさとライン-十国トンネル-ルート」に入る前に課題があるんです。それは、「要害山 林道(探訪…)計画」です。K33の「JAスタンド」の先を左に折れて進むと山田川に素敵な流れ橋がありました。
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これはっ。遠目に入っただけで素敵すぎて興奮します。現役の木橋だぁっ。DSCN2435
重量等の制限標識は一切ありませんっ。前後の道路も刈払いされていて現役そのものです。
興奮しながら徒歩で渡僑。
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山田川です。晴明な流れ。今日は一日中、この橋に腰かけて足をぶらぶらさせたり、河原で午睡したりしていたいのですが…「要害山 林道(探訪…)計画」を想いだし、踵を返します。
 未踏の林道。ワクワクします。   この地にも先週辿った「稲含山林道」のような素敵なルートが あるのでしょうかっ…。

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なんてことだっ封鎖されているぅ…(すみません、想定内です。事前調査で林道の多くはゲート封鎖されているほうが多いことを知っていました)
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CRMも物足りなさそう…。要害山の林道はゲート閉鎖です。

 次は「町屋林道」グリーンふるさとラインに戻り十国トンネルを超えて町屋。 R349の交差点を超えて間もなく右分岐でアプローチします。地形図では「高鈴山」まで抜けているのですが、ゲートがあることも把握しています。
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自身、林道経験が少ないのですが愉しいです(笑)。こんなルートがいつものルートに分岐していたのね💛。
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高鈴山方面は規制されていました。K37につながるはずのルートは…(´;ω;`)
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こちらです。(分岐があります)進むとまもなく、
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 前方、路型は確かにあります。                          
しかし随分と藪化しているような感じがしますが…なんとか足元にはトレールがあるので進みます。
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うむむむ・・・。先に道路。は確かにあります…。しかしこの繁茂具合を突破するのは困難です。あきらめました。フィールドトリッパーを所有する〇リーさんに任せますっ(笑)。
 自身だって頑張ったんですよ(笑)。振り返った写真。
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お判りいただけますぅ。林道はもう廃道です(笑)。愉しすぎて笑いが止まりません。自身は廃道が好きなんじゃないかっもしかしてシンドロームにっ。(^_^)。
 感染しつつあるのかも・・・。廃道シンドローム。
 
 グリーンふるさとラインに戻り、R349の交差点を超えて、程なく、「国見林道」にアプローチ。全線ダートの林道でした。尾根沿いな感じですが森林で眺望があまりないのは残念。アップダウンは穏やかでとことこ流しました。
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終点-出口-は「十石峠公園」。奥は林道の入り口だったんですね。グリーンふるさとラインの「十石トンネル」が開通した今はここに来ることは少ないですが、以前は定番ルートでした。
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おやっっ。ねこさんいるのかっと少し興奮して徘徊しましたが、今日は遭遇できませんでした。
 水府中学校の方に進み、「杉平」地区から始まる林道は舗装されていました。「国ケ草」につながる林道は、
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ほぼ通過車両はないようですが、アスファルト舗装されてガードレールも設置されているのは写真のガードレール左側のような現在は耕作されていない休耕田へのアプローチの為なのかなと想像しました。落葉の積もる廃道。嫌いではなくむしろ好きです。昨シーズン訪れている「高宮神社」脇のルート(これもよいですよん)に合流してK36に取り付いて左折。
 東金砂神社方向の「鍋足林道」にアプローチするとチェーンゲート封鎖。あきらめてK36をK29に繫いで(このルート大好きっ)CRMはワインディングをひらひらと疾走します。オフロードバイクは軽くてスリムなのでワインディングも愉しめます。もうオフロードマシンオンリーにしちゃおうかなんて想いつつ…。
 K36は中染町でK33に当たり、左折。西染町で右折してK36に戻りトレース。K29となって久慈川までのルートは快適そのもの。岩井橋を渡ってR118を右折します。水郡線の中舟生駅を過ぎて舟生橋の手前、丸新ドライブインの先を左折して舗装道が切れると舟生林道。三又分岐があります。DSCN2453
左は関沢林道。チェーンゲート閉鎖でした。右が舟生林道。
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かっこいいなぁ。こんな標識(石碑?プレート?)だったら100年後とかでも判読できそうですね。
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おやっ。こんな表示が…でも、行けるとこまで行ってみる派に最近なりましたので…(笑)。
 別に問題なく(笑)。下檜沢地区に青麻山の麓をかすめてK29に合流。この時点で今日の探索計画を修正しました。計画はもっと距離があったのですが、林道は移動時間がかかりますし、新規ルートばかりで「関東限定-頭の中のナビ」がインプット情報が多くてフリーズ寸前なんです(笑)。CPUも「ホモサピエンス脳」由来なので…。
 K29を辿りR293。道なりにK12となって那珂川大橋を渡ります。そして県道を右折離脱して光土地区に。
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この3又路は
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七会村(現城里町)方向に向かいます。K246のこまねぎ峠に出ました。DSCN2456
K246の案内です。右折してK39を左折。K51にぶつかり右折。K39に分岐を左折「岩下」地区の二岐を右折。この辺りは初めてだったのですが、大当たりルートっ。DSCN2457
こんな風景が続く路をトレース。奥茨城マイスターを自認する雄庵ですが、栃木もいいっ。(日光とか一般的なところとはだいぶ乖離してますけど(笑)。茨城との県境至近ですから。
 あっもしかして、茨城と栃木の県境付近は素敵なルート多いかもっ。栃木-群馬、埼玉-群馬、福島-茨城、福島-栃木あれっよいルート想い出すと県境マタギが多い-偶然っ…。
 
 関東の国道、県道はすべて走破した(南東部の一部だけね(笑))雄庵は、国土地理院地図の実線(車道)ルートをこれから走破するつもりです。愉しいから…。