雄庵 実働個体維持

関東平野・・・武蔵野國で大家族(単車)と暮らす物語。 眺めて愛でるのもよいですが、風を切りたい・・・。

カテゴリ: 2021令和3年

少し前のことです。関東も冬の訪れで寒気が厳しくなってきていました。
 11.28はラストランとなりました。那珂川町を訪れて以来、史跡が気になっています、この日訪れた石岡には佐志能神社という式内社が3社鎮座しているのが気になっていたのではしごすることにしました。
 巨木情報も収集しました。出発は8:00。同伴の選択はMAXZAMです。DSC_0003_FotoSketcher
ここの季節には風防効果がよいのです。
 古河市からグリーンライン~K54~K131~K148~K41~K150と繋いで筑波山麓を横断しました。
K42をトレースして柿岡の商店街の中にある八坂神社の欅に挨拶して、恋瀬川を渡り、丸山古墳に向かいました。ここに「(柿岡)佐志能神社」が鎮座しています。DSCN1599
  小高い丘(古墳)の上にありました。周囲もよい感じの雰囲気です。この日は3か所の佐志能神社を巡るので散策したいのですが後ろ髪をひかれながら次へと向かいます。
  ほど近く、北には、鹿島神社。「佐久の大杉」を訪れました。DSC_0001DSCN1600
 杉の巨木は鬱蒼とした森にあることが多いのですが、このように一本立ちしていると見応えがあります。頂部は失われていて少し残念ですが、迫力は凄まじいものでした。
 この辺りの里山風景は、紅葉時期と相まって素晴らしかった。新たにルート組み立ててみたいと想います。
 K64を南下して次の目的地に。川又川を渡って右折して「息栖神社」鹿島のほうにも有名なところがありますがここはこじんまりした社。社叢は素敵です。
  戻ってK64を北上。片野交差点を右折して「ふるさと農道」を辿ります。突き当りを左折して「村上」地区に入って「(村上)佐志能神社」を訪れます。ここはグーグルマップでは辿れませんでした。国土地理院地図で辿りました。
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社叢は素敵。泉も枯れていません。DSC_0007
 古代、水道なんてなかった時代では、湧水のある場所の近傍に住いを構えていたのでしょうか。そう考えると遺跡のある場所の立地は想像できます。
 竜神山を挟んで南側の「(染谷)佐志能神社」は山神社です。DSCN1608
岩山に鎮座しています。
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階段は少し登りますが、岩肌の感じは素敵。DSC_0009
モミの木の巨木もありました。

 佐志能神社3社巡りは意外に近かったのですが、賑やかな社ではないです、しかし気になってしまう社です。この後も訪れ続けるのでしょう。

 神社巡りの中で感じたのは「式内社」は魅力的なところが多いです。それとこの地域(石岡市)は未訪問だったのですが、今回で好きになってしまったようです…。

 



 朝の冷え込みは随分ときつくなりました。ラストランも近いようです。DSCN1595
  関東も紅葉が綺麗になってきました。コロナも少し落ち着いて、史跡も訪れられるようになったようです。寒気には、風防効果のあるスクーター。マグザムを選択しました。電熱服は、ベスト、タイツ、手袋、グリップヒーターをすべて動員。USB電源なのでモバイルバッテリーも3個持ち、マグザムからの給電1個です。でもこれは正解。寒さを感じないで過ごせました。
  R4を北上し、さくら市の「菖蒲沢」交差点を右折して八溝グリーンライン。塩谷地蔵堂のある交差点を左折してK222に繫いだのは初めてでした。高台から降りるルートはお勧めです。R293を左折してしばらく走り、かのこはた農産物直売所で休憩。紅葉が綺麗。DSC_0006
 上志鳥交差点を左折して、K167を右折。K52と繋いで「大田原市ふれあいの丘」に寄ります。ここの自然観察館を訪問したかったのです。
  期待以上でした。昆虫の標本の種類が凄い。外国の「ヘラクレスオオカブト」等の生体も見られました。入場料も200円なのでちょっと寄ってみても決して期待はずれにはならないと想います。化石も実物が観られますよ。
  移動してK285を辿り、那珂川町なす風土記の丘資料館。ここも初夏のころはコロナで閉館でした。この周辺の古墳群の資料が豊富で時を忘れてしまいます。併設するお蕎麦屋さんもリーズナブルなようですが、時刻が早すぎました。その代わり、2棟ある茅葺古民家は圧巻でした。DSCN1589
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屋根裏が凄い。
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大正初期の建築の洋館です。内観は残念ですができません。向かいの小川温泉神社は巨木-杉-があります。
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よいですね。
 R294を南下します。那須烏山市に入って、気になっていた神社訪問です。はじめは「東江神社」
アプローチは、個人宅のような細い砂利道です。これは4輪では訪問は困難。参道は階段です。DSCN1594
 登ると拝殿の脇に御堂があります。彫刻が見事。DSCN1592
その奥の墓石群はかなり歴史のあるような感じがしました。DSCN1591
K10を南下すると烏山城址の入口。「寿亀山神社」bt-prev
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紅葉が綺麗です。
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苔生した参道も素敵。
そして、役場脇の八幡神社の紅葉は圧巻でした。
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8時発、14時帰宅の300kmルートです。この辺りも快適ルートが多いようで開拓愉しめそうです。北関東はよいですね。

 うちの家族の秋は、寄り添って暖を取るようです。(笑)。DSCN1579
お母さんと3兄弟です。
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健やかです。





 天気の良い日ですが、お昼までに戻らなくてはならない用事があります。
 坂東市や常総市にも訪問したい史跡があるのですが、近すぎてなかなか機会がなかったので、ちょうどよいなと想って出かけてみます。買い物も済ませたいのでジムニーで出かけました。
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 常総市の一言主神社は30分ほどの行程。
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 艶やかな色彩の本殿です。境内は菊祭りのようでこれも華やか。ご神木は

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杉ですが、裏門にある欅の大木も圧巻でした。

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  坂東市に移り延命寺。茅葺の山門が素敵です。
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すぐ近くの國王神社も茅葺です。

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社叢もよい感じです。

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常総市に戻って大生郷天満宮に寄ります。

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これは裏門前の厳島神社ですが、奇麗に整備されています。菅原道真や平将門の所縁の史跡が多いですね。この奥の「坂野家住宅」は最も興味のあった史跡なんです。
 駐車場から何ともよい感じの里山を分け入るように進みます。
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竹藪が素敵。
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続いて、再現された庭園の辺を歩きます。
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表門は茅葺。武家屋敷の創りです。DSC_0084
 来年3月には完成するということで愉しみがまた増えました。拝観料は300円です。65歳以上は無料だそうです。雄庵は総白髪なのでたぶんそう見えたのかな。「65歳以上は無料ですからっ」と2名の職員さんに強調されました。65歳以上のふりをすればよかったのかなぁ。
 でもここはよいです。古民家も何度か訪れていますが、豪農と領主と文人の迎賓と造り構えの異なる建物が繋がっているここは初めて見る造作です。母屋は残念ながら工事中で観られませんが、迎賓部が凄い。行ってみて感動してくださいね。
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ガス灯も現存。初めて見ました。
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アップです。
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ガスはプロパンなのかな。カーバイトかな。次回調査します。敷地内も工事中で立ち入り制限が多く、米蔵とか近づけなかったのです。
 敷地内の植木の手入れも完璧です。紅葉はもう少し後。来月また訪問したいなぁ。

 天気の良い日曜日の9:00(開館時間です)から内観したのは30分ほどでしょうか。他の拝観者はいません。今しばらくは穴場かも。

 お・す・す・めスポットですっ。

 アテンダントします。周辺快適ルート開拓しなくては…。(笑)

 お昼すぎ、私設ヤマハミュージアムに戻り来賓を歓待。今日はなんとっT500!!。CBX!!6気筒。SRファイナル(かな)に来ていただいて素敵な時間を過ごしました。







 朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。 今シーズンも残りわずかかなぁと感じ、焦りつつ日々を過ごしています。日中は小春日和。「インディアン・サマー」の関東です。

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 今年の前半は、クゥォーターを弄ってばかりでした。残り少ない時間は、家族一人ひとりと変わりばんこに過ごします。今日はXJ750A。
 少年のころの憧れ、XJナナハンEの派生。アメリカンテイストのアップライトなポジションは好みなんです。角目、角ウィンカーもツボです。シルキーなXJ4気筒は実は特徴的な「ヒュー音」がいちばん顕著な感じがします。貴重な純正ビキニカウルはこれで結構風圧を低減するのでこの季節にはもってこいなんです。
 朝方は冷えているので、電熱ベスト、タイツでぬくぬく装備で出発しました。
 R4~R50~K39~ビーフライン~グリーンふるさとラインは定番っ。
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 道程は、紅葉が素敵でした。里山の秋です。R461沿いの花貫渓谷は混雑していたのでパス。物産センターの先のT字路でK227を探訪したのは初めてでしたがよいルートでした。頭の中のナビにインプットしておきました。
  K22に繫いで「猿喰いの欅」に逢いにいきます。この欅はモミジを抱き込んでいるのでこの季節は素敵なのではと想ったからです。
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 久しぶりですが迫力のある木です。紅葉はまだ少し先のようで残念でしたが、根元のこの迫力は
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神々しさを感じます。しばし見とれていましたが、そろそろ行こうね、XJ。
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大子町からR461経由で帰路につきます。
  今日は走ることを愉しみすぎてで写真をあまり撮りませんでした。

  今年はとうとう1回しか走らせられかったXJ750A。(他にも…)多頭飼いもよいのか悪いのか…。
 少し考える最近です。

  単車とはもう35年の付き合いですが、突然現れた猫「みぃ」が3匹子猫を産んでいきなり多頭飼い
となったこちらは今年からてんやわんやなんですよね。DSCN1577

 かわいくてたまらないんですけどいろいろ部屋は破壊されつつあります(笑)。
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子猫は♂2匹(ちぃちゃんとしぃちゃん)と、この娘「ももちゃん♀」です。ももちゃんものすごくっ(親バカですね)かわいいんですけどツンデレでおじさんを困惑させます(笑)。さいきんほのぼの平和な雄庵家です。
                                      かしこ。

 10/31は曇天で気温も低い朝です。先週の早朝は凍えるという表現に近い感覚だったので、今日は電熱のベスト、タイツ、グローブ。さらにハンドルカヴァーを装着したGX750です。DSCN1550_FotoSketcher
 平成20年から乗っていますからもう13年経ったのです。ノントラブルの良い娘です。

  国道4号線を北上し、上三川で右折離脱。市貝町を横断します。これまでは通過するだけだったのですが、「市貝町」公式プロフィールは「一番影の薄い街」ということですが、道の駅ができてから立ち寄ることが多くなって、この地域の素敵な感じが好きになってきています。

 村上城址のある「観音山梅の里梅園」そこの「寿命院」に立ち寄りました。DSCN1540
周辺は梅はもちろん桜の木も多く、春はきっと素敵でしょう。広葉樹も多くもう少ししたら紅葉も素晴らしいのでは…。

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石段を登り、寿命院に参拝します。

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御堂の彫刻も苔生している感じで素敵でした。

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 御堂に近づくとセンサーで堂内の「千手観音像」がライトアップされました。この趣向は初めてですが、素敵です。

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  御本尊は観られないことが多いのに…。感激しました。

境内を散策するとさらに上に続く石段がありました。

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 上がる途中には城址独特の土塁の跡がはっきり残されていて、除草もされていて気持ちよく散策できます。

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上には社でしょうか。広場はベンチもあってお弁当を食べてお昼寝が快適そうですね。DSCN1544
 市貝町の街道は素敵です。「杜」という漢字が最も表現に適している感覚です。
隣町、茂木町も同様に素敵です。

 「長安寺」
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山門からの石段が素敵ですが、左の舗装道路より参観くださいとの立て札がありました。参観者を案じての配慮なのですね。
 市貝町のたかお神社の本殿に移ります。
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 ここの彫刻も素敵です。覆屋も参拝しやすい感じですね。
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 大好きになった市貝町。図書館併設の「歴史民俗資料館」を訪れてみたら、近傍に「上根観音堂」という施設があることを知り、立ち寄ります。
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 柱に彫刻が施されているのは、秩父の慈眼寺以来の出会い。向かいの「萬福寺」もよいですね。

 充分満足したのですが、帰路、上三川の「万願寺」「たかお神社」は少し前から訪れたいところでしたし、今日は時間があるので立ち寄りました。

 素敵な空間がありました。

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 仁王門。

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 阿、
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呍。
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かやのき
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 銀杏
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 銀杏はお好きなだけお持ち下さいと立て札がありました。
  お堂にはスピーカーがありお経が流れています。穏やかな空間に包まれる場所でした。

併設の神社はあかがし。
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 巨木からパワーを頂きました。

遠くに行かなくてもよいところはたくさんあるのだなぁとつくづく・・・。

灯台下暗し・・・。

いろいろ想わせるショートツーリング(200km)となりました。






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